売られた喧嘩

ラビ
中山ラビ
2001


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金髪を振り乱して叫ぶラビを見たのは、全くの偶然だった。
衝撃を受けたというよりも、むしろいわれの無い喧嘩を売られたようで
正直、少し戸惑った。





この凄みはどこからくるんだろう?
しばらく歌う事からはなれていた彼女に
いったいどうしてこんな歌が歌えるんだろう?

かつて早川義夫は
「歌う事がひとつの表現なら
 歌わない事もひとつの表現だ」と言ったが
ラビにとって、歌とはいったい、何なのだろう?

繰り返し繰り返しラビの声を聞く度に
少しずつわかり始めたことがある。

ラビが私に喧嘩を売っているのではない
わたしがラビに喧嘩を売って欲しかったのだ。。。。



どちらかと言うと、後ろ向きで控えめで
それでいて太く存在感のあるその声

続ける 続けていく というのは表層の問題ではない
音羽信のうたと一緒に聞くと、それがよくわかる

何故もう一度うたい始めたのか。。。
誰かにすすめられて?
なんとなく?
きっかけを待っていた?
きっと、そうじゃない
声にしなかっただけで
実はずっとうたい続けていたんだ


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by bow1965 | 2010-07-18 18:06 | 〜80年代 日本のロック
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