泣けたぁ、泣けたぁよぉ、こらえきれずに泣けたっけぇ

というわけで、金 徳 洙さんの仙台公演に行って参りますた!!!! 主観だらけの決めつけレポートです。どちら様も気を悪くなさらないように。

いやぁぁぁ~~~、最初の掴みからいっちゃいました。もう泣けて泣けて、ハンカチ握りしめながら聞いてました。予感はあったんですよ。駐車場に車を止めて少し休んでいたら、来る人来る人みんな在日の方でした。よくわかりませんが、おそらく七割はそうだったのではないでしょうか??彼らの祖国に対する想い、祖国の伝統に対する想いを考えただけで、すこしうるんでしまう私ですが、おそらく祖国を直接知らない三世くらいの子供たちもたくさん来ていました。未就学児童はご遠慮くださいって、そんなもんどうでもいいザンス!!だって、祖国の音楽を聴かせてあげたいじゃない。

これがおそらく大都市であれば、サムルノリに興味がある人たちが集まるのでしょうけど、片田舎だっただけに、本当に祖国の音楽にふれようと集まった人たちが大部分であったことと思います。その雰囲気だけで三回は泣けますた。

サムルノリ、立ち上げの時からいったいどのくらいメンバーチェンジがあったことでしょう。現在は創始者でリーダーの金徳洙さん以外は、いずれも彼の息子ほどの年齢です。メンバーの技量といった点について言えば、おそらくはピーク時にはとても届かない演奏だと思います。とくに演技しながらの演奏については、今ひとつだったかもしれません。しかし、かれらはおそらく金徳洙さんの演奏を聴いて彼のもとに集った人たちなのでしょう。ひたむきに師匠を追いかけるその姿には、清々しさと潔さがあり、なにより熱意にあふれていました。

その熱意からほとばしるリズムの奔流!!!!!ちなみに九人からなる打楽器だけのアンサンブルですが、もう、身を任せる以外どうすることもできないほどのユニゾン(笑)ひたすらに打楽器である故に、技量を超えたところでのパッションにやられますた。前半はきわめてストイックに、ひたすら打ち鳴らし、打ち鳴らし、打ち鳴らす・・・・もう太鼓バカ一代なんてもんじゃありません。なんか、全員が何者かと闘っているかのようでした。一人金徳洙さんだけが遙か先を疾走しておりまして、弟子たちがそれを遮二無二追いかけているようにも見えました(精神的な意味で)が、とにかくもう全員が没我の状態で叩きまくっておりました。

そんな伝統の力業の前に私はなすすべもなく、涙を流しておりました。 が、休憩を挟んでゲストの演奏が入り、ゲストと金徳洙さんがからんで、最後に全員でペンノレ(舟歌)を演奏したのですが、そこはそれ、韓国の伝統芸能的に最後は無事祝祭的な歓喜の空間につつまれ、大漁節(笑)をはさんで大団円!!もともとが農楽であったというその根っこは、きちんとしておりました。韓国の伝統芸能の多くが祭りと切り離せない以上、やはりサムルノリはお芸術ではなく、神祖先に感謝し、人を楽しませ、感動させる祝祭であったのです。う~~ん、間に合う人は是非いった方がいいです。ほかでは得難い経験になると思います!!
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by bow1965 | 2007-07-04 18:14 | 民族音楽/シリアスミュージック
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