シングルCDなのが悔やまれる

Stars,Stars
The Medium Necks 2008

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 八面六臂の活躍をしているらしいトビタサキヨの、実質的にはソロプロジェクトのようである。

 音楽的にはどうだろう? ポストロック風のフローティングボイスやキーボードのたゆたうところに、ずたずたの電子音が挿入される。たどたどしい楽器がコラージュされ、突然途切れる。まあまあ聞き流せててしまいそう。

 もともとクラフトヴェルクから始まったテクノミュージックは、そこから枝分かれした表層的な「テクノポップ」という流れとは別に、70年代末からノイズ・インダストリアル系のミュージシャン達を中心に、様々な可能性が試された。もちろん、カットアップやコラージュは言うに及ばず、異ジャンル間のコラボレーションも含めて、音楽の外側まで広がっている。

 90年代以降のテクノ・エレクトロニカ・音響系・ポストロックなんかは、絶妙に時代の気分をうつしとり、切り取っているものの、何も新しいことは産み出してはいない。方法論としてではなく、組み合わせのセンスを競っているとしか思えない。ましてや、デジタル世代はテクニックと時代の気分をとらえるセンスしかもってないんじゃないか??

 で、見てわかるとおり、全くのジャケ買い(爆)もろタイプ(自爆)できればLPサイズのジャケットが欲しい・・・
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by bow1965 | 2008-03-29 17:16 | その他の音楽
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