2012年 04月 30日 ( 1 )

姉御 降臨!

FOOL'S MEETING
CAROL GRIMES AND DERIVERY 1970

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あ、いや、お久しぶりです(爆)

さて、キャロル・グライムズ姐さんの登場である。
どちらかと言えばカンタベリー一派としてとりあげられることが多く、
なるほど、バックはフィル・ミラーにスティーブ・ミラー、
ロイ・バビントンとピップ・パイルと来たもんだ。
まんま、ある意味でカンタベリーの王道の
側道をまっすぐ歩いていく連中(笑)

おもしろいことに、彼らの演奏には
後年華ひらくジャズロックや
ひねくれたポップの要素はほとんど見られない。
もちろん一癖も二癖もあるのだが
きわめてまっとうなブルースであり
あくまでフロントはキャロル・グライムスである。

このキャロルのしわがれた声がまたたまらん♪
どっしりとして安定感があり、
このとき、いったいいくつだったんだろう?

どちらかと言えば突き抜けるような歌声ではなく
地に足を踏ん張って呼びかけるような
力みはないけれど力強い歌声を
これまた太くて重くてブルージーな演奏が支える。
きっと、バックの面々がテクニシャンぞろいだからこそ
キャロルのボーカルを一番生かす演奏をしてるんだろうな。

歌声と演奏が一つの熱い塊となって
まっすぐに突き進んでくる。
若くしてすでに熟練の巧者となっていたバックメンバーの
その迷いのなさだけが、若さの証明かもしれない。
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by bow1965 | 2012-04-30 17:51 | 〜80年代 英国のロック