2013年 04月 28日 ( 1 )

時代を超えて。。。

THRO' THE RECENT YEARS
ARCHIE FISHER & BARBARA DICKSON 1970

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 フィッシャーファミリーの長兄Archie Fisher とのちにイギリスを代表するポップス歌手となるBarbara Dicksonの共同名義のアルバム。じゃあ、デュエットかと言われればバックコーラスはあるものの、掛け合いやデュエットは無い。。。

 最初にきいたときはピンとこなかったけれど、あとからじわじわくる。。。2004年にCD化されたものを買ったのだが、結局のところ去年と今年でArchieを1タイトル、Barbaraを2タイトル、共同名義のアルバムを1タイトルAmazon.UKで買っちゃった。10年越しで効いてきた(笑)

 朗々としたArchieの歌声は、心にしみる。トラッド独特の節回しもお手の物。独特のクセというか、アクというか、いちどはまったら逃げ出せない。。。Barbaraだって、絹のようなというよりは洗いざらしの木綿のような歌声なのだが、よく考えたらSandy Dennyだって決して美声ではない!のだ。すべてを包みこむような、素朴な優しさ。で、このアルバムは二人にとってそのキャリアのスタートに近いポジションで作られたものである。Archie はまだヒゲすらはやしていないぞ(笑)

 Archieはその後、相変わらず朗々と歌い続けている。寡作だが(笑)

 Barbaraはその後、2枚ほどフォークソングのアルバムを発表したのち、次第にポップスよりの活動が多くなる。今やイギリスの女性ポップシンガーで最も売れている一人なのだ。その作品は素晴らしいものであるかもしれないが、そこにこのアルバムの面影を求めるのは無理だとだけ言っておこう。
 しかし、Dark End of the Streetは別だ! 
Drumsに Dave Mattacks、Bassに Danny Thompson! どうだ!!
さらにKeyにはKevin Ayers & Whole WorldのRabbitだ!!
さらにさらに、一曲だけだけれどRbert Wyatt師が参加している。
これで悪いわけが無い。
もうね、Ewan MacCollのカバー「BALLAD OF SPRINGHILL」なんて涙なくしては聴けない!!

ブリティッシュ・フォーク・リヴァイヴァルのみならず、ブリテッシュ・ロックシーンの
もうひとつの源流にあたるこの一枚。悪かろうはずが無い♪
あ、写真はオリジナルです。残念ながらCDには「DECCA」の文字はありません。。。


おまけで、EwanのBALLAD OF SPRINGHILL(オリジナル)を貼っときます。
Barbaraのは見つからなかった。。。
http://youtu.be/gD4uzQj_2Vw
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by bow1965 | 2013-04-28 19:53 | 〜80年代 英国のフォーク