カテゴリ:民族音楽/シリアスミュージック( 13 )

カテゴライズなんて意味がない!

Oi Dai
Varttina 2000

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さて、フィンランドの女性ボーカルグループ。ここでは二度目の登場か?

 自然体な変拍子と完璧なコーラスワークといえば、フィリップ・クーテフ率いるブルガリアン・ポリフォニーがその頂点となるが。。。いやいやどうして。ブルガリアからチェコ、ポーランドを経てラトビア、リトアニアそしてスカンジナビア半島まで、連綿と変拍子民族がいる訳ですね(笑)

 バルカン半島辺りだと付加変拍子。。。8拍子+十六分音符とかね(笑)そういうリズムが骨髄までしみ込んでいるので、田舎のお祭りでみんなで大合唱!なんて時も変拍子らしい。。。スカンジナビア半島はそこまではいかないけれど、自然な感じで奇数拍子を多用してる。5拍子とか7拍子とか♪

聞いてると「およっ?」となる。いてみればリズムの字余り。そこがいいんだなぁ(笑)いわゆるプログレみたいに、
たとえば8拍子を332+323+233+2222とか刻んで、小節の最後と次の小節の最後の2拍を三連符にするとか、そんなむちゃくちゃはしない(爆)

そんななかでもVarttinaはおおらかで、力強い。そして、あくまでほがらかである。つまりエンタテイナーであるということ。もちろんパンチの効いたバッキングは言うまでもないが、メインはあくまでもヴォーカル。時にはユニゾンで力強く、時にはポリフォニックに繊細に。キャリアから考えれば、みなさんけっこうお年を召していらっしゃるのだけれど、声の色つやといい、そのパワーといい、若々しさが溢れ出している。

今はアマゾンである程度簡単に手に入るけど、数年前まではある特殊なお店でしか扱っていなかった(笑)こういうやつはなんでか、品切れになるとなかなか再版しない。けっこう地元では人気のバンドらしいんだけれど、品切れになるとなかなか再版しないので、気になった方はいますぐポチッとな(笑)


ようつべも、タイトルが半端なく増えてる(笑)






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by bow1965 | 2013-01-14 09:30 | 民族音楽/シリアスミュージック

訃報。。。。

武光徹のというか、日本の現代音楽の金字塔的作品である
ノヴェンバー・ステップで尺八を吹いていた
横山勝也師がお亡くなりになったようです。

師が近代邦楽に果たした役割を思うと
メディアがなぜ師をとりあげないのかと
単純にふしぎに思います。

ご冥福をお祈りします。


合掌
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by bow1965 | 2010-04-25 07:29 | 民族音楽/シリアスミュージック

お年玉

BLACK MIRROR
V.A.   2008

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久々にのけぞってしまうほどの怪盤快盤である。

サブタイトル Reflections in Global Musics 1918-1955 がすべてを表している・・・・そのまんま(w)世界各国の古い音源のコンピレーション。
民俗音楽なのか流行歌なのかすらわからない orz

アイルランドからカメルーンまで支離滅裂と言えば支離滅裂。
1. Kamanagah [Syria]
2. Phleeng Khuk Phaat, Pt. 2 [Thailand]
3. Kebyar Ding, Pt.1 [Bali]
4. Mallorca [Northumbria-England]
5. Manasa Sri Ramamchandra [India]
6. Ngo Mebou Melane [Cameroun]
7. Cyganske Vesilia, Pt. 4 [Lemko-Poland]
8. Mother's Uproar [Fouzhou-China]
9. Drowsy Maggie [Ireland]
10. Welsisni Melodyi [Hutsul-Ukraine]
11. Soyledi Yok Yok [Turkey]
12. Aayega Aanewaala [India]
13. Nam Nhi-Tu [Vietnam]
14. Handel's Chaconne, Teil I [Switzerland/Germany]
15. Smyrneiko Minore [Greece]
16. Narodne Saljive Pjesme [Serbia]
17. Tjimploengan [Sunda-Java]
18. Envidia Yo No Tengo a Nadie [Spain]
19. Fado de Passarinhos [Portugal]
20. Nakhone Prayer
21. Baklandets Vackra Maja [Sweden]
22. Djanger [Bali]
23. Songs in Grief [Japan]
24. Yein Pwe [Myanmar]

ここまでくると、曲名も国名も全く意味をなさない。
どういった順番で曲を並べたのか、その意図すら不明。
というか、この盤を世に出した意図すら(www)

しかし、もちろんマスターテープなどありゃしないのだが、
元盤が78rpmなので盤おこしでもめちゃくちゃ音がいい。
ものすごく豊かでふくらみがある。

これを元日に届けてくれるたぁ、アマゾンも粋だね(爆)

ああ、絶対次はこいつに手を出すぞ(爆)
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by bow1965 | 2009-01-01 13:16 | 民族音楽/シリアスミュージック

ホ〜〜〜ミ〜〜〜〜〜

先日、生ホーミーを聞いてきました。
それだけじゃなくて!ワークショップ!!

とはいえ、講師先生は日本語がまったく駄目で、
15名ほどで、45分程度の簡単なものだったけど。

でもね、でもね、間近で面と向って
生ホーミーを聞けただけでもすげえよかった(笑)

ものすごく、鳳啓介の10倍くらいすごく喉をつめて
無理矢理に声を出す事がスタートで、
ほんとうに喉が痛くなるくらい喉声を出して、
でも酒飲んでやると心臓に負担がかかって
危険だっていうくらい声だして、
ちょっと倍音が出るかもしれない
くらいになるのが関の山でも
車の中で唸ってるっすよ!!

だって、その辺でゔェ〜〜〜とかやってたら
救急車呼ばれそうじゃないっすか(爆)

あ、馬頭琴とかも聞いてきました。
モンゴル国民芸術アンサンブル「エトゥゲン」の演奏会でした!
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by bow1965 | 2008-06-30 21:34 | 民族音楽/シリアスミュージック

サムルノリ、再び!

http://www.planet-arts.co.jp/samul/index.html

サムルノリ、結成30周年を記念して、オリジナルメンバーで来日!!!!
一度は袂を分かったキム・ドクスとイ・グァンスの共演は
もうこれが最後かも・・・・

お近くにおいでの方は、是非是非ご覧になることをお薦めします。
冥土の土産になること、請け合い!!!

うああああ〜 行きてぇ!! 
秋田と東京、どっちの方がごまかして行きやすいかしら(爆)
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by bow1965 | 2008-04-14 20:52 | 民族音楽/シリアスミュージック

ラジカル!!

Saules meita
Ilgi 1998

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 まず、ジャケットにぐっときてしまった。ヨーロッパはラトビアの比較的最近のトラッドバンドの一枚目。最初はゴリゴリのトラッド(といてもゆったりと流れるような、であるが)をやっていたけれど、ここで何があったのか、バリバリのラディカル・トラッドバンドに大脱皮(爆)

ノリノリの大変拍子大会に男女の不気味で力強いコーラスが絡む。東欧から北欧にかけての変拍子はもう民族のDNAに根ざしているんじゃないかと思うほど,自然な変拍子。もしかしてこいつら、心拍数も変拍子??

しかし、いわゆるバカテクだけれど、どこかあか抜けない心やすらぐ演奏(w)
過激な変拍子アタックにのせられたイナタいメロディー(ww)

しかしこのバンド、2003年にはロックオペラを発表し、まだまだ奥が深かったのはその後に判明するのであった。
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by bow1965 | 2007-11-16 21:54 | 民族音楽/シリアスミュージック

音楽の到達点

THE YELLOW SHARK
ENSEMBLE MODERN/FRANK ZAPPA 1993

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 アンサンブル・モデルン名義ではあるが、正真正銘ザッパの作品しかも遺作である。ザッパは死後も様々な音源がリリースされ続けているが、やはりこれを遺作としたい。

 内容はほんとうに現代音楽だし、アンサンブル・モデルンは現代音楽専門の室内楽団である。音楽に対しては気難しやで完璧主義者のザッパが、安心して自分の作品をゆだねたところからしても、その技量が推し量られる。

  この作品を発表した時点で、彼はすでに癌に冒されており、間もなく帰らぬ人となる。しかし、この作品はそんなことは微塵も感じさせない。悲観的な部分、悲壮感、そうしたものは全くなく、音楽の喜びと無限のユーモアで満たされている。

 これはまぎれもなくザッパのロックンロールの延長である。人を食ったメロディに、にやりとさせるくすぐり、時には美しく、時には悲しい旋律。この作品には彼の音楽、ユーモア、皮肉そして希望と未来のすべてが濃縮されている。この作品がロックであるか現代音楽であるかなんてどうでも良い事。これがザッパの残してくれた最良の音楽の一つであることが大事なのである。

ザッパに匹敵するような音楽家が、はたして21世紀にも生まれるのであろうか。
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by bow1965 | 2007-10-07 16:08 | 民族音楽/シリアスミュージック

泣けたぁ、泣けたぁよぉ、こらえきれずに泣けたっけぇ

というわけで、金 徳 洙さんの仙台公演に行って参りますた!!!! 主観だらけの決めつけレポートです。どちら様も気を悪くなさらないように。

いやぁぁぁ~~~、最初の掴みからいっちゃいました。もう泣けて泣けて、ハンカチ握りしめながら聞いてました。予感はあったんですよ。駐車場に車を止めて少し休んでいたら、来る人来る人みんな在日の方でした。よくわかりませんが、おそらく七割はそうだったのではないでしょうか??彼らの祖国に対する想い、祖国の伝統に対する想いを考えただけで、すこしうるんでしまう私ですが、おそらく祖国を直接知らない三世くらいの子供たちもたくさん来ていました。未就学児童はご遠慮くださいって、そんなもんどうでもいいザンス!!だって、祖国の音楽を聴かせてあげたいじゃない。

これがおそらく大都市であれば、サムルノリに興味がある人たちが集まるのでしょうけど、片田舎だっただけに、本当に祖国の音楽にふれようと集まった人たちが大部分であったことと思います。その雰囲気だけで三回は泣けますた。

サムルノリ、立ち上げの時からいったいどのくらいメンバーチェンジがあったことでしょう。現在は創始者でリーダーの金徳洙さん以外は、いずれも彼の息子ほどの年齢です。メンバーの技量といった点について言えば、おそらくはピーク時にはとても届かない演奏だと思います。とくに演技しながらの演奏については、今ひとつだったかもしれません。しかし、かれらはおそらく金徳洙さんの演奏を聴いて彼のもとに集った人たちなのでしょう。ひたむきに師匠を追いかけるその姿には、清々しさと潔さがあり、なにより熱意にあふれていました。

その熱意からほとばしるリズムの奔流!!!!!ちなみに九人からなる打楽器だけのアンサンブルですが、もう、身を任せる以外どうすることもできないほどのユニゾン(笑)ひたすらに打楽器である故に、技量を超えたところでのパッションにやられますた。前半はきわめてストイックに、ひたすら打ち鳴らし、打ち鳴らし、打ち鳴らす・・・・もう太鼓バカ一代なんてもんじゃありません。なんか、全員が何者かと闘っているかのようでした。一人金徳洙さんだけが遙か先を疾走しておりまして、弟子たちがそれを遮二無二追いかけているようにも見えました(精神的な意味で)が、とにかくもう全員が没我の状態で叩きまくっておりました。

そんな伝統の力業の前に私はなすすべもなく、涙を流しておりました。 が、休憩を挟んでゲストの演奏が入り、ゲストと金徳洙さんがからんで、最後に全員でペンノレ(舟歌)を演奏したのですが、そこはそれ、韓国の伝統芸能的に最後は無事祝祭的な歓喜の空間につつまれ、大漁節(笑)をはさんで大団円!!もともとが農楽であったというその根っこは、きちんとしておりました。韓国の伝統芸能の多くが祭りと切り離せない以上、やはりサムルノリはお芸術ではなく、神祖先に感謝し、人を楽しませ、感動させる祝祭であったのです。う~~ん、間に合う人は是非いった方がいいです。ほかでは得難い経験になると思います!!
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by bow1965 | 2007-07-04 18:14 | 民族音楽/シリアスミュージック

サムルノリ!!

というわけで、金 徳 洙さんの仙台公演に行って参ります!!!!

かれはサムルノリの創始者で、リーダーでもある人です。サムルノリというと、こんな感じというイメージが強いかもしれません。実際にこれが彼が行っているサムルノリです。というか、これはサムルノリというよりもそのなかのプンムルという演奏形態です(多分)

しかしながら、今回はこちらに近い演奏形態のようです。

サムルノリは元々は男寺党(ナムサダン)という、農楽(ノンアク)とよばれる演奏や軽業や演劇などをしながら地方を回る組織、日本で言うところの田楽や猿楽のような芸能集団からはじまっています。しかしながら、もともと芸人のステータスは極めて低いうえに、政府が近代化政策を押し進めたことなどにより、男寺党のような伝統芸能は衰退の一歩をたどります。余談ですが、70年代末からソウルオリンピックにかけての急激な近代化により韓国の伝統文化はきわめて深刻な痛手を負ってしまいます。

そんな中で彼は男寺党を離れ、世界に通じる韓国の芸能を目指して、サムルノリという新たなるジャンルを作りあげたのです。韓国の伝統と未来がつまった音楽、それがサムルノリです。それを生で見られるとは、もう、今からたまりません!!!

おまけ情報  男寺党はこれで見ることができます。もう、一目会ったその日から、恋いこがれていました・・・
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by bow1965 | 2007-06-21 21:21 | 民族音楽/シリアスミュージック

見つけました。

あった!ありました!アルタイのカイ!
これです。アコーディオンなんか使っているけどやっぱり、すげぇ。

こっちは今ホーミーが一番盛り上がっているトヴァのホーミーです。
これもちょっといい感じ、ルックスが(笑)

モンゴルではこんななにげにやってます。観光客に受けてる

ちなみに、ホーミーは別名喉唱と言いますが、これはイヌイットの喉唱です。
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by bow1965 | 2007-05-19 09:11 | 民族音楽/シリアスミュージック