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上手いことは美味いこと

PHIL CODY
PHIL CODY 1976

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この人がどのくらいアルバムを出しているのか、私はよく知らない。ある日、ラジオからその歌声が流れてきたのを聞いた。そのとき思ったのは、「この人は歌が上手い」ということ。聞けばニール・セダカと一緒にソングライティングしていたのだそうだ。初めて聴いた曲はわりあいしっとりとした翳りのあるバラードで、すぐに気に入ったけれど、なんせ情報が無くその名前だけが強く印象に残っていた。

それから少したって、たまたま彼のアルバムが再発されると聞いて、すぐに注文したのだが、期待が高かったせいか、はたまた記憶の中で美化されていたのか、あらためて聞いたアルバムはそれほど良いとは思えずに、すぐに棚の奥にしまわれた。

ところが、10年ぶりに何とはなしに聞いてみると、これがまたいい感じである。この10年で私が年とったのか・・・聴かせてくれる歌声。しっとりと歌い上げるはりのある歌声。情感を込めて、それでも抑制の利いた歌声。ほんとうに歌が上手い。ソングライターであるとともに、シンガーであるのだ。しかし、その歌声はシンガーソングライターのそれではなく、まさにプロシンガーのそれである。しいて言えば丁寧でロマンチックなビリー・ジョエルか?? もう少し田舎臭い/素人臭い/男臭い/いい加減な感じつまりイナタさがあれば、シンガーソングライターとして売れていたかもしれない。あるいは、あと5年遅ければ、AORブームに乗れたかもしれない。1976年とはまた、中途半端なときにリリースされたものだ。

スタンダードになりきれなかったスタンダード。そんな感じで、私は自分の中にそんな歌を受け入れる場所があったことが、実は少し驚きだった。
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by bow1965 | 2007-05-31 20:59 | その他の音楽

ゲットだぜいえいえ!

最近、猛威をふるっている「ようつべ」ですが、結構著作権がらみで削除されてしまうタイトルが少なくありません。前回紹介したタイトルのうち、二つがすでに削除されています。キビシ〜〜

で、そうなれば、手元において繰り返しいつでも見たい、と思うのは世の常人の常だと思います。今回はそれを可能にする夢のシステムのご紹介です(笑)いろんなサイトでいろんなやり方が紹介されていますが、今回紹介するのは決定版といえるでしょう。

どこが決定版か、というとOSXとsafari の組み合わせでも安定している(ここ大事ですよ、ろこおさん)ということと、アドレスをコピペすれば、そのまま劣化なしでDLが出来るという簡単さという点において、です。とくにようつべの場合は.flvというmacではデフォルトでサポートされていない形式なので、これを別な形式に変換する必要があるのです。それもDLと一緒に出来てしまう、という優れものです。

まず、ここを開いてください。

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URLとなっているボックスに、DLしたいようつべのアドレスをコピーします。
その下のプルダウンボックスで、保存形式を選択して、startをクリック。
これだけです。弱点は回線の状態によっては時間がかかること。
3分程度の動画で15分ほどかかることがあります。その時はドックにでも
放り込んで、次の動画をいじっていれば良いだけの話なのですが。
あと、たまにDLに失敗することがあります。
これは何とも手の打ちようがありませんので、
同時に大量のDLを並行してするのはお勧めできません。

ちなみに、私はMOVで保存していますが、
今回は無料でのご提供なので、
いろいろと試してみてください。
見つけた時が落とし時、ですよ(爆)
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by bow1965 | 2007-05-26 20:53 | その他の音楽

う・た・ひ・め!?

というわけで、バンコの来日公演がフイになってしまったので、
こんなのを見ながら、我慢していますた・・・

http://www.youtube.com/watch?v=F5bJ91XDdGU&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=x7QPBzAJ_io

http://www.youtube.com/watch?v=sFES63Qf9JA&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=j5x-jySzFiQ

http://www.youtube.com/watch?v=osq0rJdt0Yc&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=gOEFDdJXjN8&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=fuCPckU5bx0&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=cHm-k5rRcww&mode=related&search=

ハイティーンの頃は、こんなんにときめいていた自分・・・

お口直し
http://www.youtube.com/watch?v=_oqNxe1Uyz0&mode=related&search=
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by bow1965 | 2007-05-25 06:27 | 〜80年代 英国のロック

残念無念じゃぁぁぁぁ!!!!!

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心待ちにしていたバンコの日本公演。
あと少しだったのに、なんと延期に!!
恐れていたとおり、ジャコモおじさんの足の状態が悪く
手術のため来日できないそうだ。

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10月中旬に延期なのだが、私自身の予定が立たないので、
泣く泣く払い戻し・・・・一泊で上京の予定も急遽日帰りに。
なんて残念なんだ! 20年越しの夢だったのになぁ。

払い戻したお金でバンコのDVDでも買おうかなぁ。
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by bow1965 | 2007-05-23 21:23 | その他の音楽

音楽を作る・・・癒される

私には音楽的な才能が欠落しています。それを自覚しているので、自ら音楽を作ろうとか、演奏しようとかは全く思いません。

そんな私が、一つのサイトを見つけました。マウスを動かすだけで音楽を奏でてくれるという画期的なサイトです!もちろん、つま弾き系の無拍の前衛的な演奏になりますが、これがなかなか良いんです。録音できいないのが残念!当然、同じ音楽を再現できません。

興味のある方はまずここにアクセスしてください
読み込みにかなりの時間がかかりますが、完了すると説明画面が立ち上がり、右下のgoをクリックするとこのような画面が立ち上がります。

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上下に8種類の楽器名があり、左側には手順が、右側にはプリセットされた楽器の組み合わせがそれぞれ配置されています。楽器の名前をクリックすると、その楽器が演奏状態になります(複数選択可)。スライドで音の大きさとディレイを調整して、あとはマウスを動かすだけです。面倒臭い人は右側のプリセットされた音を選べばそれでも十分です。

マウスの軌跡を追いかけるかのように画面に幾何学模様がうまれ、音が鳴ります。
音質もいいし、音数も不快にならない程度に抑えられています。

あっというまに2時間が過ぎてしまいました(笑)
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by bow1965 | 2007-05-21 21:54 | その他の音楽

見つけました。

あった!ありました!アルタイのカイ!
これです。アコーディオンなんか使っているけどやっぱり、すげぇ。

こっちは今ホーミーが一番盛り上がっているトヴァのホーミーです。
これもちょっといい感じ、ルックスが(笑)

モンゴルではこんななにげにやってます。観光客に受けてる

ちなみに、ホーミーは別名喉唱と言いますが、これはイヌイットの喉唱です。
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by bow1965 | 2007-05-19 09:11 | 民族音楽/シリアスミュージック

民族の血脈

アルタイのカイ
ボロット・バイルシェフ 2001

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アルタイ共和国のホーミー(ホーメイ・コーメイ)の歌い手である。ホーミーとは同時に二つ以上の音を出して歌う技法で、咽喉~口腔~鼻腔~頭骨を共鳴させて高周波を増幅し、倍音を重ねていく技術(多分)である。現在、ホーミーはモンゴルのものが有名であるが、その発生はアルタイであったという。風が岩の割れ目に吹き込んだときに出る音を模したものであるともいわれ、風土とは切っても切れないものであるらしい。

ボロットはホーミーのみならず、地鳴りにも似たきわめて低い音を出すカルクラー、口笛に似た甲高い声を出すスグットをも習得している。そしてその三つの技術を組み合わせておこなうのがカイと呼ばれる伝統歌唱法なのである。そのカイによって歌われる歌はオチバラと呼ばれる英雄叙事詩である。これはアルタイの出自と歴史を4行2連のウルゲルという詩形式で語るもので、伴奏にはトプショールと呼ばれる2弦の撥弦楽器が用いられる。


淡々と、そして朗々と、失われた歴史と女神の行く末を歌うその声はどこか草原を思わせ、美しくももの悲しい。声は大空を飛び、虹をわたり、過去と現在を行き来する。見え隠れする神秘と真実は、やはり民族の伝統と誇りがあってこそなのかもしれない。

この歌の中に、いまも神話が息づいている。それは決して安直なノスタルジーではなく、しかし私たちにあるはずのない太古の記憶を呼び覚ますかのようである。
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by bow1965 | 2007-05-17 19:17 | 民族音楽/シリアスミュージック