A BLACK BOX
PETER HAMMILL 1980 この作品から始まったニュー・ウェーブ的なアプローチは 初のソロライブである「Margin」で総括される。 とはいっても、ライブはそのバックにほとんどVDGGと 変わらない面子で構成されたKグループを従えている。 さて、この作品は淡々とすすんでゆく。 時にはやや語気が強まるけれど、 扇情的でもなければ、陰鬱でもない。 同時代的なニュー・ウェーブ作品との最大の違いは 「年季の入った混沌」だろうか(w) 難解さが板についている、とも言える。 しかし、リアリティというか、説得力が違うのだ。 この人、デビューから全くぶれがない。 それでもって、数々のアプローチが小手先に終わってない。 結局俺は何が言いたいんだ? まったくもう、彼の声にやられている・・・・ 普通に聞けば、おっさんの地味声でしか無いんだけどね。 この80年代前半はとくに熱心にライブを行っていたらしく、 かなりの量のブートが出ている。 というか、学生時代にブートを買うとほとんどがこの時期のライブ。 なので、私もこのへんに非常に馴染みが深い♪
by bow1965
| 2009-11-01 12:34
| 〜80年代 英国のロック
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