Faces in the Rocks
Mariee Sioux 2007 米インディーズからのリリースであったためか、アマゾンで購入後届くまでにかなりの日数を要した。アマゾンでなければ不安になったであろう(w) 淡々と歌われるフォーク・ロックである。アルペジオ主体のギターに女性ヴォーカルがのってくるだけのシンプルな構成で、部分的に笛と控えめなパーカッションが追加される。パッケージも含めて、かすかにポストロックの香りがするのだけれど、知らないで聞いたら70年代の英国フォークと思ってしまうほど、翳りがあって湿り気を帯びている。ほんとうに70年代初頭にイギリスで100枚程度のリリースだったら、6桁のモンスターアルバムになっていたとしても不思議はないくらいのすばらしい内容である。 一番近いのは・・・VASHTI BUNYAN といったらいいすぎだろうか(w)Hank Dogsにはそっくりだ。少しハスキーでわずかに鼻にかかったような素直な声。あまり抑揚もなく淡々と歌われるけれど、シンプルで骨太な楽曲。フリーフォークというには古典的と言えるほどまっとうな楽曲であり(w)、アシッドフォークというにはまったくアシッド臭さがない。直球のフォーク。
by bow1965
| 2008-04-06 14:58
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